きょうは見放題作品の中には名作映画やミニシアター系の作品などがあって楽しめると話題のU-NEXTの海外作品の中から、観終わった後は旅行に行きたくなったり、実際に旅をして帰ってきたかのような満足感を得られるオススメ映画をご紹介。
他の動画配信サービスよりも見れるコンテンツが多いU-NEXTの90,000本の作品の中から、旅に出たくなるようなミニシアター系のオシャレ作品を10作品集めてみました♡
チェコやノルウェー、パリ、ニュージーランドやスコットランド、ラオスなどに一人旅した私がおすすめする
観終わった後人生観が変わる映画に厳選してご紹介します!!
ミニシアター系の旅行に行った気分になるお洒落なおすすめ映画(洋画)10選U NEXT
目次
パリ
父の死をきっかけにメキシコからパリに帰ってきたステファン。彼は隣の部屋に越してきたステファニーを好きになるが、引っ込み思案なためうまくいかずにいた。せめて眠っている間だけでも彼女に会いたいと、ステファンは理想的な夢ばかり見るようになるが…。
ガエル・ガルシア・ベルナルとシャルロット・ゲンズブールが出演。
監督のミシェル・ゴンドリーは、おもしろいMVをたくさん撮ってきた人なので、ステファンが見る夢のシーンも、遊び心があって楽しい演出がたくさんあります。
夢と現実の区別が曖昧なステファンの行動はアウトな部分が多いけど、ガエルさん自身の魅力でカバーしてる感じです。
シャルロット・ゲンズブールは年齢を重ねても、独特の雰囲気がある可愛さは変わらず。
ちょっと変わった恋愛映画が見たい人はぜひ。
ミシェル・ゴンドリーの、紙、セロハン、フエルトで彩られた手作り感たっぷりの映像は、アイデア満載で本当に世界観がかわいくてお洒落。
私にとっては何度でもみたい傑作の中の一つです。
恋愛睡眠のすすめはこちら
(500)日のサマー
ロサンゼルス
つまらない日常にサマーが現れ、一目で恋に落ちたトム。34日目、インテリアショップでサマーと新婚
ごっこをし、“彼氏彼女の関係”は目前かと思いきや、サマーは真剣に誰かと付き合う気はないと言う。サマーと過ごす500日間は、始まったばかりだった。
気弱でナイーブな主人公トムと、彼を翻弄するヒロイン、サマーの微妙な関係に共感必至。
ザ・スミスほか劇中歌もオシャレで話題に。
男を振り回すサマーのファッションや可愛い言動も魅力だけど、ストーリーがなかなかリアルで面白い。
日々の生活がどこか物足りないと感じている、恋愛から遠ざかっている、そんなときに見るとこの映画は久しぶりに心に響きました。
ズブロフカ共和国
今は寂れてしまった
グランド・ブダペスト・ホテルのオーナー、ゼロ・ムスタファにはいくつもの謎があった。ある作家は好奇心に駆られ、オーナーに話を乞う。彼はベルボーイとして働き始めた頃に起きた事件と、師である
コンシェルジュについて語り始める。
人として信頼される
コンシェルジュの人となりとその描写が秀逸。彼の人的繋がりによって事態が打開されていく展開や、それを追う敵役と追跡劇にハラハラさせられる。
ホテルで働く人々の細々したストーリーかと思ったらこのホテルのオーナーの先代の話。
優しさとドライな行動が、ミスマッチでクスリと笑える。
愚かさとズル賢さの混ぜ合いとせめぎ合い。ファンタジックな映像で、楽しいのはもちろんノスタルジックな風景や、レトロでオシャレな色合いが何とも心地よい。
アリス
スイス
雑然とした部屋の中、ひとり人形で“アリス
ごっこ”を始めるアリス。すると突然ガラスケースに収められたウサギの剥製が動き出し、懐中時計を見ると慌てたように駆けていく。アリスも急いでウサギの後を追いかけると、いつしか不思議の国にたどり着いていた。
実写と
ストップモーションアニメが混在した奇妙でかわいい不思議な世界観が独特の味わいを生み
まるで違う世界に飛び込んでしまったかのような錯覚に陥ります。
U-NEXTで
ヤン・シュヴァンクマイエル監督の作品が見れるとは思わなかった。
ザ・シュール映画を製作しているこの世界の大御所です。
インド
長男フランシス、次男ピーター、三男ジャックの
ホイットマン3兄弟は、父の死をきっかけに失った絆を旅を通して取り戻そうと、インド北西部を走る
ダージリン急行に乗り合わせる。だがそれぞれ問題を抱える彼らは早々に衝突し、道中はトラブルの連続に…。
疎遠だった3兄弟が、インド珍道中を通して絆を取り戻すオフビートな
ロードムービー
ユーモラスで心温まる、というだけではすまない、
ウェス・アンダーソンの才気と野心に打たれる一作。
オーウェン・ウィルソンらアンダーソン組キャストはもちろん最高。
全体的に色彩が綺麗でオシャレな雰囲気の映画。兄弟のきずなを取り戻すための旅の道中を描く中で、
最後の3人の気が晴れたような表情とオー・
シャンゼリゼがとてもマッチしてると思います。
観終わったあと
かなり心が軽くなり、また人生を丁寧に歩んでいこうと思えるような終わり方が良かったです。
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
ロサンゼルス
ロサンゼルスの一流レストランの料理長カールは、オーナーや評論家と喧嘩して退職。傷心のまま故郷マイアミに戻るが、そこで食べた
キューバサンドイッチに感銘を受け、料理の移動販売を思い立つ。息子や仲間の協力を得て、カールはフードトラックを走らせ…。
自慢は
キューバサンドイッチ!移動販売で再起するシェフのハートフルストーリー
「アイアンマン」の
ジョン・ファヴローが製作・脚本・監督・主演の4役を担当。親子の絆や働くことの意味を見つめたストーリー、美味しそうな料理ともに見逃せない。
とにかく料理のシーンは丁寧で美味しそうで自分でもつくりたくなる。
音楽もオシャレで楽しめます。
寂しい時 、何かしらの不安を抱えている時、今後の将来大丈夫かなと思った時にものすごく元気を貰える映画です。
パリ
駐車スペースを見つけて車を停めたひとりの男。その横で突然、女性が倒れた。彼は車の中に彼女を寝かせて介抱するが…。(「モンマルトル」)目の前で転んだアラブ人の少女を助け起こした少年。彼は少女の美しさに一目惚れしてしまう。(「セーヌ河岸」)
フランス・パリを舞台に18の愛の物語を描いたオムニバスストーリー
名立たる映画監督たちがそれぞれの視点でパリの一面を切り取り、約5分の中で名優たちがそれぞれの愛を演じてみせる。
この映画にはパリの全てが在ります。
パリを
愛する人々と、愛するものたちと暮らすパリの全てです。
ピンクで目を引くパッケージも可愛くて好きだけど、ショートストーリーなので飽きないし、コミカルなものや、
ジーンとくるものなど、
内容がとても洒落ていてそれでいて心に沁み、見終わった後胸が満足感でいっぱいになる作品。
ニューメキシコに住むフーヴァー一家は、おのおのダメなところを抱え、家族仲も最悪。そんな中、小太りの末娘オリーヴが子供美人コンテストの予選を突破!一家全員がおんぼろマイクロバスに乗り、コンテスト会場のカリフォルニアを目指すことになるが…。
こんなに心が温まるのは、やはり役者のみなさんが素晴らしいから。
この作品は笑いを誘ってくれるし、うまくいかない現実は変化する時だと教えてくれたし、物事の見えかたが少し変わると思います。
ボルベール<帰郷>
スペイン
15歳の娘と失業中の夫を養うため、忙しなく働くライムンダ。そんなある日、彼女にふたつの死が降り掛かる。娘のパウラが義父を台所で刺し殺してしまったのだ。娘を守るため夫の死体を何とかしようとする彼女に、今度は叔母の急死の知らせが届き…。
2006年
カンヌ映画祭で最優秀
脚本賞と最優秀女優賞に輝いたヒューマンドラマ。ビビッドな色彩の中で展開する人生賛歌を堪能できる。主演は
ペネロペ・クルス。
ペネロペ クルス改めて素晴らしいです。女性の強い生き方は事の善悪も越えて肯定される気がしました。でも過去への償いも忘れていません。過去があって今があって未来があることをたくましく体現しています。
男性は端役でしか出てこきません。男たちの身勝手に翻弄された女たちの岐路の先には、助け合う女たちの姿がありとても共感出来ました。
スペインの色鮮やかで情緒溢れる映像美はもちろんのこと、強く、逞しく生きる、身に起こるすべてを受け入れながら明日に向かう女性を描いたアルモドバル監督らしい素敵な作品。
観終わったあと、日常に疲れた心が癒されていることでしょう。
わたしはロランス
カナダ
国語教師のロランスは、30歳の誕生日、恋人のフレッドに秘密を打ち明ける。「僕は女になりたい」という彼を、フレッドは2人で築いてきたものを否定されたように感じて非難した。だが彼女はロランスへの愛ゆえに、理解者として共に生きていく決意をする。
心と身体の性の不一致に悩む男性と、それを告白された女性の交流を描いた
ラブロマンス。
性同一性障害に悩む男性と、愛をもって彼を支える女性の物語。周囲の偏見や拒否反応を顧みず、自分たちらしく生きようとする姿とまっすぐな心に胸が熱くなる。
本当の幸せってなんだろう?自分らしく生きるとは、どういうことだろう?というメッセージが明確に存在する映画。
切実で真摯な思いは十分に伝わってくる。本当の意味での良い映画だと思う。
観終わった時、この映画のタイトルに大きく頷いている自分がいた。
人生の中で愛する人と一緒に過ごせる時間というのは、ほんの僅かな時間だから、そういう時間をできる限り大切にした方がいい―。
映像、音楽、演出、カラフルな色彩の美しさの中にも、そういった大切なことを痛切に考えさせられるすばらしい作品。
以上、おすすめの旅行に行った気分になれるミニシアター系オシャレなおすすめ映画をご紹介しました。
ぜひ参考にしてみてくださいね♡
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