銀行員向いてないのかも。。銀行員なのにミスばかりだった女の私が1年で検印者になった事務ミスをなくす方法【弱みを強みに!】
銀行員なのにミスばっかり。今日も怒られたし落ち込む〜〜
- ミスばっかりでまた上司に怒られた
- 何故気を付けてるのにミスばかりするんだろう
- どうしたらミスを無くせるのかな
- みんなに迷惑を掛けたくないからミスをなくす方法が知りたい
- 事務ミスが多くてこの仕事向いてないのかなと悩むけどどうしたらいいのかな
これを読んでる人はこんなことで悩んでないですか?
かつては私も銀行の先輩に
「〇〇さん(私)の事務は一年目の男の子の事務みたいだね笑」
と言われるくらいミスばっかりでした。
しかし、 ある時からミスを一切しなくなり、ほぼ毎日なにかやらかしていた私が、1年で検印者になるという自分でもビックリな状態になりました。
この記事では上記のような悩みを持っている方に向けて、ミスをなくすための解決策とどうしてもミスが減らないときの対処法を書きたいと思います。
銀行員向いてないのかも。。銀行員なのにミスばかりだった女の私が1年で検印者になった事務ミスをなくす方法【弱みを強みに!】
目次
- 銀行員向いてないのかも。。銀行員なのにミスばかりだった女の私が1年で検印者になった事務ミスをなくす方法【弱みを強みに!】
私のスペック
かつては私もミスばっかりしてました
新卒で地銀に入社
→事務を経験した後、営業マン。
→営業実績は同期で一位だったけど、ミスばっかり
で怒られる日々
→地方に飽きて都内の外資系銀行に転職
→営業はできる方だったのに呆れるほどミス多発
→営業は嫌だと思い立ち信託銀行の専門職に転職
→最初はミスばかりで泣く
→ある時からミスを一切しなくなる
→1年で検印者に任命される
銀行員の私がやらかしたひどいミスたち
基本、言えないことも多々やらかしてるのですが
ギリ言えることだけ言いますね。
- 不注意による入金、出金のボタン押し間違えにより、お客さんの通帳に間違った印字がされ、上司お客に謝る。私怒られる。
- 新入行員の時、1000万円お金を引き出したいというお客さん。必ず上司に見てもらわないといけないのに、はいよっとお客に渡す。上司激昂。
- 外回り中に自分の名刺たちを無くす。みんなで探し回り見つかる。上司に呆れられる。
- お客さんの書いた書類のミスに気づかず外回りから戻ってきてしまい、必死でお客さんにアポをとり訂正と印鑑をもらう。多発してげんなり。
- 銀行員は「現金その場限り」なのに外回りで数えた200万円が199万円だった。いいお客さんで許してもらうも、上司にはめっちゃ怒られた。
ざっとまあこんなところでしょうか?
今思い出しても苦い思い出です。
ミスが増えると自分の身を滅ぼす
自分がやったミスで自分だけが困ればいいのですが、そのミスのせいでお客様や上司にまで迷惑をかけることもあります。
最初はしょうがない、と思っている同僚も何度も同じようなミスを繰り返すと「いい加減にしろ」と言ってくるかもしれません。
言ってくれる場合はまだいいです。
「こいつはできないヤツ。」「信用できないヤツ。」と烙印を押されてしまうと出世はおろか、周囲の人間と上手くやっていけない人間とされてしまいます。
しかし、誰も好きでミスしているわけではないはず。
人は何故気を付けているのにミスするのだろう?
ミスをした後の私は、かなり落ち込んで、あーあまたやっちゃったな。。。という気持ちだったのですが、よく考えると 「ミスの分析をしない人」が何度もミスをする傾向にあることがわかりました。
銀行員はミスの分析をすることがミス軽減への近道
ミスには3つのタイプがあります。
もしミスをしてしまったら、「あーやっちゃった。ごめんなさい。」で終わりにするのではなく、 「このミスはなんで起きたのかな?」 と冷静に自己分析することが大事。
今まで出会った何人もの 【仕事ができる人】 ほどこの分析を徹底しているんです。
銀行員の3つのミスの種類とは?
①早とちり
早とちりとは、要するに思い込み、見間違い、聞き間違い、勘違いなどのこと。
具体例
✔︎上司は話している最中に勝手に仕事の内容を推測してしまう。
✔︎相手が話してても「そんなの知っている」という感じで流し聞きをし、軽い頷きをしてしまう。
✔︎説明段階にも関わらず「よしわかったぞ!やってやろう」と前のめりになることが多い。
②環境の変化
環境が変わったことによる変化に対応できず、いつもやっている行動ができなくなったり、逆に異なる環境での業務が覚えられなかったり、癖になっていることがミスにつながったりすること。
具体例
✔︎回数を重ねたベテランが少し環境を変えるとミスしやすくなる。
✔︎異動してからの仕事が覚えられない。
✔︎新しいシステムに慣れない。
③し忘れ
し忘れとは、うっかり忘れていたとか、記憶がない
ということで起こるミス。
具体例
✔︎大枠でのみ覚えて、細かいところは抜け漏れてしまう
✔︎メモをとってもポイントがわかっていない。
✔︎約束をすっぽかす。
※①から③に当てはまらない場合は体調不良が原因になることもあります。
銀行員はミスを分析したら、解決方法を実践することが大切
もしミスをしてしまい、なぜミスをしたのか分析できたら、 ミスをしないために解決方法を考え、実践することが重要です。
これをすることで、「ミスをした」ということを 経験という【強み】に変えることができるのです。
3つのミスの解決方法とは?
①早とちりの解決策
一度立ち止まり、踏みとどまるための仕組みを考える。
具体例
✔︎伝票や帳票を記入してもらった後、チェックリストを使ってミスを防ぐ
②環境の変化への解決方法。
日常の中で起きる変化をリアルタイムに連絡し共有するしくみをつくり、仕事の混乱を防ぐ。
具体例
✔︎タスク管理ボードなどによって、日常業務の体制と内容を上司や先輩と共有できるよう見える化する。
③し忘れの解決方法
メモの取り方を工夫すること。一度失敗したら2回目の対処法を決めておくこと。
具体例
✔︎メモのTODOを色を変えたり、重要ポイントを囲ったりと工夫。
✔︎声出し指差し確認しながら作業を行う。
このような解決方法を実践していくことが自分の成長へとつながります。
ただし、もっと簡単な方法があるんです。
銀行員がミスをなくす究極の方法は【がんばらないこと】
私が検印者となり、ミスを指摘するようになった立場から考えたミスをなくす究極の方法はひとつ。 【がんばらないこと】です。ではがんばらないってなんなのでしょう。
頑張っているミスを繰り返ししている人に共通していたこととは?
共通していること3つ
- 自分のキャパ以上の仕事を抱えている
- 俯瞰して自分の仕事を見れていない
- 肩に力が入っている
真面目な銀行員こそ、不慣れなうちは特に 頑張らなきゃ、ミスを防がなきゃとどうしても力が入ってしまいます。
また、頑張り屋さんほど、 あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと抱え込み、結局優先順位付けができず期限切れ、ミスが多発と悪循環になります。
銀行員のなかで、ある程度知識がある人であっても、視野が狭くなると、思い込みでミスを犯しやすくなることもあります。
つまり、がんばらないこととは常に広い視野で 俯瞰して仕事をすることなんです。
そうすると仕事の中の自分の立ち位置が分かり、仕事のポイントとなる部分がわかるのでミスをしにくくなるんです。
頑張らないためにできること3つ
- 何も考えなくてすむチェックリストをつくる
- 作業に取り掛かる前に優先順位付けする
- 集中力が高まる胸式呼吸を複数回してみる
1.何も考えなくて済むチェックリストをつくる
頑張らないためにはルールを作ってしまうことが一番ラクです。
とはいっても会社やチームはそこまであなた仕様のチェックリストは作ってくれません。
自分で1つ1つの作業をチェックリストにしましょう。
仕事ができる人ほど、メモやチェックリストを小学生でもわかるように書く傾向があります。
チェックリストを作るときはわかりやすい言葉で詳細を書きましょう。
2.作業に取り掛かる前に優先順位付けする
複数仕事を抱えていると、次第に「あれもやらなきゃー!これもやらなきゃー!あー間に合わない!どうしよう!」と焦ってきます。
焦って感情で動くと良いことはありません。
複数仕事があったら付箋に一つ一つやるべきことを書きます。
終わったら捨てるを繰り返す。
仕事ができる人ほど視覚的な効果を多用します。
あくまでも感情ではなく、論理的に期限が早いもの、すぐに取り掛かることができすぐに終わるもの、を優先的に進めましょう。
また、先輩や同僚に声掛けすることも大事です。
特に経験が少ない人はこれからの作業について先輩に 「こういう風に進めようと思ってるですが大丈夫でうすか?」「ここまで出来たんですが合ってますか?」と積極的に声掛けしましょう。
声掛けされて嫌な顔する先輩は反面教師として「視野の狭い可哀想なヤツだなあ」と心に留めておきましょう。
3.集中力が高まる胸式呼吸を複数回してみる
忙しくて焦ってしまうと、どんな優秀な人でもミスします。
ためしに仕事をする前に 「よーし!頑張らないぞー!!」という気持ちに持っていって胸式呼吸をしてみてください。
【胸式呼吸の特徴】
- 胸郭を使った呼吸のこと
- 息を吸うとき肺が横に向かって広がる
- 交感神経が優位になるので集中力を高められると共に精神を落ち着かせることができる
- 丹田に力が入り、肩のちからが抜ける
【胸式呼吸の仕方】
※深い胸式呼吸を使うエクササイズのピラティスについては以下の記事で紹介しています。
上記のことで解決しない場合は人間関係が原因かもしれません。
銀行員は人間関係のストレスでミスを繰り返す
厚生労働省による調査によると、 ストレスの原因の第一位に、「人間関係」が挙がっています。
ミスを繰り返す原因は、職場内の人間関係も考えられます。
上司や同僚とのコミュニケーションがあまりとれていなかったり、しょうもないことで叱責されたりすると萎縮して心理的負荷がかかってしまいます。
人間関係でうまくいかないと、普段はできることもできなくなってしまうこともあります。
もし、コミュニケーションをうまくとれていないのであれば危険信号です。
大切なのは、 相談できる人、協力してくれる人を作ること。協力体制を得て、ゆとりを持って仕事をすることがミスを減らしていくのです。
銀行員の仕事が向いていないと思ったら
それでもなかなか上司や先輩に尊敬できる人がいない、とか相談できるような人が一人もいない、という状況だった場合、心が辛くなってしまいます。
どうしても環境に馴染めなかったり、努力しても良い方向に改善できない場合は「この仕事向いてないかもなあ」と思うこともあるでしょう。
もし心が辛くなってしまったら休職や転職することもひとつです。
銀行員の時は「なんかうまくいってなさそう」だった同期たちが転職して生き生きと働いている姿は幾度となく見ています。
もし転職を考えているなら幅広い視点から仕事先を提案してくれる エージェントを使うことがおすすめです。
おすすめの転職エージェントはリクルートエージェント。
私も転職を決めた時にお世話になりました。
自分の強みを生かしつつ、適職を知った上で転職活動したい、という人におすすめです。
まとめ
この記事を読んでいる方はなんとかミスを減らして成長したいなあと悩んでいる方が多いと思います。
私もそのうちの一人でした。
でも上記のような方法で検証していくことで 次第に経験値が上がりミスがなくなって弱みを強みに変えていく ことができます。
ただし無理は禁物です。もう無理ーってなったら 逃げることも大事。
ちなみに以下の本は私がミスしまくった時に読んで参考にした本です。是非読んで参考にしてみてください!
こんな記事も読まれています。